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個人向け国債(変動10年)の金利変更に思う

個人国債、金利高めに 「10年物」民間預金上回る
(日本経済新聞 電子版)

財務省は22日、個人向け国債の商品性を見直す方針を決めた。10年物(変動金利型)の金利について、現在の「基準金利マイナス0.8%」から「基準金利×0.66%」に変更。


今回の変更は、発行者にとって金利が大幅に上昇する場合に有利な条件となります。
つまり財務省は、日本の長期金利に対して、長期的にはこれまでのような1%台の
低金利は続かずそれなりの上昇を見込んでいる、と推測できます。
(もちろん、財務省の予測が的中するとは限らないわけですが。)

・参考
個人向け国債の商品性見直しは財務省の巧みな戦略
(梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー)
※水瀬さんのblogの解説記事です。分かりやすかったので参考にさせて頂きました。



私としては、この変更は個人投資家を含む一般の人にとって、改悪だとしか思えません。

これまでの「個人向け国債 変動金利10年」は「基準金利マイナス0.8%」という金利から、
インフレ連動型債券とほぼ同じような性格を持ち、物価連動国債を購入できない個人に
とって、その代用として便利な金融商品だったと言えると思います。
(0.8%をインフレのリスクヘッジのコストとして受け入れられるなら、無リスク資産に
 最も近い国債という見方もできると思います。)

しかし、今回の変更により、固定金利の国債ほどでは無いにしても、大幅な金利上昇に
対して不利な商品になってしまったわけです。
債券を購入する以上、インフレのリスクは自明であり自己責任、と言ってしまえば
それまでですが、一般の人に対して国が販売する金融商品が果たしてこれでいいのか?
という点に対して疑問を禁じえません。

個人向け国債もあくまで金融商品のひとつであるために、金融商品の販売者と
購入者の利益相反の問題があるということを改めて考えさせられました。
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