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[読書記録] ウォール街のランダムウォーカー

ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理
(2007/05/25)
バートン マルキール

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最近、仕事が落ち着いて時間ができたので、この機会に投資に関する勉強を改めて
しなおそうと考えています。
そういうわけで、まず手に取ったのは、インデックス投資を行なっている人にとって、
最も有名だと思われる一冊のうちのひとつである本書です。

本書では、ただインデックス投資について書いてあるだけでなく、その他の投資戦略に
ついても投資のプロの視点から、説明と考察がされている点が優れています。
そしてバブルの歴史や、投資のプロの手法とその成績の検証、現代ポートフォリオ理論
や効率的市場仮説、行動ファイナンスについての説明など、一冊で投資理論について
一通り学ぶことができます。


著者は題名にあるとおり、株価はランダムウォークする、つまり予測ができないものと
して効率的市場仮説を支持しています。

・市場は短期的には合理的でないように見えるかもしれないが、長い目で見れば非常に
 合理的なのだ。その上、誰一人として、あるいはどんな手法を用いても、一貫して
 将来を予測することなどできないという事実は、私にとって効率的市場理論の
 揺るぎない基盤なのである。

・株式市場全体の方向や個々の銘柄が割高か割安かについて、一貫して正しく予測する
 ことは誰にもできない。したがって、市場平均よりも高いリターンを上げ続ける
 ことなどできないのだ。

・個人や機関投資家を問わず、リスクを適切に調整し、税金や売買手数料を差し引いた
 後で、市場平均を上回るリターンを継続して稼げるような投資戦略を編み出すことに
 成功した例は存在しない。



そして結論として、インデックスファンドを長期間にわたってドルコスト平均法による
積み立てを行い、バイ・アンド・ホールドする戦略を推奨しています。
この投資戦略では、銘柄選択と投資タイミングを図る戦略を否定しているため、
投資リターンはアセットアロケーションによって決まります。

■アセット・アロケーションの四つの基準
(1)リスクとリターンは正比例している
(2)株式も債券も、投資のリスクは投資期間に依存する
 投資期間が長いほど、リスクは低下する
(3)ドル・コスト平均法は株式・債券投資のリスクを有効に軽減する
(4)リスクに対する態度と、リスク許容度は区別しなくてはならない
 リスクがどの程度許容できるかは、証券投資からの収入を除く所得の種類と源泉を
 はじめとして、個々人の総合的な財務状態に依存して決まる


なお、「投資のリスクは投資期間に依存する」という主張については反論も
あるようです。その為、鵜呑みにして単純に長期投資を行なえばなら低リスク、と
考えてしまうのは危険です。
投資を行なう以上、どんな戦略や商品でも、自分の頭で考えて判断することは必須
ということですね。(本書には「思考停止型の歩き方」なんて表現もありますが。)
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| 投資、金融 | 23:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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