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[読書記録] 確率論的思考

確率論的思考 金融市場のプロが教える 最後に勝つための哲学確率論的思考 金融市場のプロが教える 最後に勝つための哲学
(2009/09/18)
田渕 直也

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ファンドマネージャーとして金融市場で仕事をしてきた著者が、
物事を確率論的に捉え、何事も絶対視しないという考え方を
確率論的思考と名づけ、紹介しているのが本書です。

本書では株式市場以外にも、歴史上の出来事や人間の認知バイアス、
国家の体制、自然科学など様々なものを引き合いに出し、不確実性と
向き合う為の考え方が考察されています。


金融市場で生きてきた人間が確率論について書いた本、と言われて
思い浮かぶのはナシーム・タレブの「まぐれ」や「ブラックスワン」ですが、
本書はより実践的、ビジネス書的な内容になっています。
不確実性の下での考え方を学ぶ一冊として、投資本としてだけでなく、
ビジネス書としてもお勧めです。

長続きする成功を本当の成功と呼ぶならば、本当の成功者は
100%確実な将来があるなどとは考えていない。
そのかわり、不確実な現実の中で成功をより確かなものにするには
どうすべきかを考える。
それは確率論的に物事を見るということにほかならない。


上の内容が確率論的な考え方であり、その対極にあるのが、
因果論、結果論、二元論、努力万能論だというのが著者の主張です。

不確実性の持つ特徴として、
・不確実性は、何者にも予測することができない。
・不確実性のもとでは、失敗を避けることができない。
・不確実な世界では、すべては確率を伴う
ことが上げられています。

その為、不確実性の元では、
「多様性の確保、失敗の許容と活用、長期的視点が不可欠である」
というのが結論として述べられています。

なお確率や統計については触り程度の解説しかないので、
基本的な部分は勉強してから読んだ方がいいかもしれません。
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| 投資、金融 | 22:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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