RAVEN'S FLIGHT

投資と書評がメインのblogです。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

[読書記録] なぜビジネス書は間違うのか

なぜビジネス書は間違うのか ハロー効果という妄想なぜビジネス書は間違うのか ハロー効果という妄想
(2008/05/15)
フィル・ローゼンツワイグ

商品詳細を見る


本書は、まず企業パフォーマンスの要因を理解するのはなぜ難しいか
という問題を取り上げ、企業パフォーマンスの要因の理解を妨げるものとして、
ハロー効果というバイアスを中心に9つの要素があることを説明しています。

ハロー効果とは、企業の全体的な業績を見て、それをもとにその企業の文化やリーダーシップや
価値観などを評価する傾向のことである。一般的に企業パフォーマンスを決定づける要因だと
いわれている多くの事柄は、たんに業績から後づけた理由に過ぎない。


このハロー効果を初めとしたバイアスによって、マネジメントについて科学的調査を
行なって書かれ、大ヒットしたビジネス書であっても、実は疑似科学であり
ストーリーに過ぎないものが多々あるということを指摘しています。

その上で、企業パフォーマンスを向上させるにはどうすればいいのか、
という疑問に対して考察を行なっています。

著者の主張として、
・これさえすれば成功するというものなどない。
・企業の成功は相対的なものであり、競争で優位に立つには、慎重に計算したうえで、
 リスクを負わなくてはならない。
・正しい意思決定が好ましい結果をもたらすとは限らず、好ましくない結果が
 判断ミスのせいだというわけでもない。
・企業の成功には運が大きな働きをすることを認めよう。
といったことが挙げられます。

これは、企業の経営者だけでなく、投資家にとっても同じことが言えると思います。
バイアスによる認知のゆがみを説明し、その上で不確実性に対処する、
という本書の流れは、ナシム・タレブの「まぐれ」が思い起こされました。

また、経営(そして経済)について、データを元に正しい結論を導くためには
科学的、論理的思考が必要であり、それらについて学ぶことの重要さを
改めて考えさせられる一冊でもありました。
スポンサーサイト

| 経営、ビジネス | 00:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://freelikewind.blog72.fc2.com/tb.php/75-edf238c0

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。