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[読書記録] 経営戦略全史


経営戦略全史 (ディスカヴァー・レボリューションズ)経営戦略全史 (ディスカヴァー・レボリューションズ)
(2013/04/27)
三谷 宏治

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本書では、近代マネジメントの誕生から現代までの経営理論の変遷と、そして現在の経営環境と最新の経営学におけるホットなテーマをも扱っています。
全史と銘打っているだけあって、経営理論の変遷を歴史に沿って俯瞰的に見れるのが本書の特徴です。


経営の本というと、現在脚光を浴びている企業(または経営者)にスポットを当てた本を読むケースは多いと言えます。今だとアップルやGoogleなどですね。
しかし、これはハロー効果に過ぎず、その企業は現在の環境に過剰適応しているだけで環境が変われば(例えばリーマン・ショックのような)全く役に立たない可能性も十分あるわけです。

また、経営理論では様々な理論やコンセプトが登場しては消えていくのを繰り返していることもあり、それらの関連やつながりが分かりづらい、どれを学ぶか迷うことも多いと思います。

これに対して本書によって歴史を追って体系的に理解することで、流行の後追いするだけや教科書的な各種のフレームワークを覚えるだけとは違った、俯瞰的な視点が得られます。
そしてそれは、現在の経営論の論点について理解を深める上でも、非常に有効だと感じました。(例えばどうしてイノベーションが重要なテーマになっていったのか、などです。)

ただし、ページ数の関係もあり、個々の理論についてはあくまでエッセンスの紹介になっています。本書で紹介されている各著作から、気になったものや必要な物をピックアップして掘り下げていくのが良いと思います。

また、個人的には、エリヤフ・ゴールドラットの制約条件の理論(TOC)が取り上げられてないのが気になったところです。ポジショニング派とケイパビリティ派の論争を主な論点として取り上げているために、外したのかもしれませんが。

このように、本書は経営戦略の発展のロードマップを示したガイドとして活用できます。
私の場合は、今のところポーターなどポジショニング派をベースに学んでいるので、今後はケイパビリティ側の視点も学んでおこうと考えました。
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| 経営、ビジネス | 22:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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