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[読書記録] COURRiER Japon 2013年3月号


COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2013年 03月号 [雑誌]COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2013年 03月号 [雑誌]
(2013/01/25)
不明

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■特集から
今月号では海外で活躍する日本企業や日本人が特集されています。
よくガラパゴス化という批判の言葉を耳にしますが、日本企業や日本のやり方が一様にダメというわけではないのです。過度に悲観的になるのも逆効果、良くないですよね。


さて、これらの企業に共通することとして、自社(あるいは個人)の独自の強みを維持しつつ、現地化(ローカライゼーション)に成功していること、が言えます。

例えば、無印良品(良品計画)の記事。
良品計画では、無理に欧州向けに作らなくとも顧客の要望に合うものを理解して提供すれば既存の商品でもヒットするとのこと。
接客サービスでは、現地(記事ではフランス)のやり方に従いつつ良いものを取り入れていく、というやり方をしているそうです。

こういった細やかな現地化は、実際に現地市場で観察と試行錯誤を繰り返さないとできないものだと言えます。一次情報が何より価値をもたらす部分だからです。
だからこそ、先手を取ったものほど経験の蓄積という面で大きな優位があるとも思います。

この他に、今月号では瀧本哲史氏の「そのニュースが君の武器になる」の記事でも、グローバル人材について、『われわれの活動を世界の文脈でどのように位置づけ、展開することができるか』という視点が不可欠だ、ということが指摘されていました。
単なるバズワードに踊らされるのではなく、独自の視点と分析を持った上で行動すべきということですね。

■オバマの決断
今月、特に面白かったのがマイケル・ルイスの「オバマの決断」です。
2011年の3月の時期のオバマ大統領の行動を追う、ドキュメンタリー的な記事です。

注目点はオバマ大統領の普段の行動が、いかにして決断の質を高めるか、に集約されていること。そのために、日常生活の些細な問題をできる限り取り除き、生活をルーティン化しているというそうです。例えば着るスーツはグレーか青のみにするといった徹底ぶりです。

これは決断の質は回数が増えるごとに低下する、つまり人間の判断力も有限のリソースだからです。そいて同時にその生活にはいまも違和感がある、という告白も書かれていました。

最終的には確率を考えて判断するのですが、30~40%は失敗する確率があるそうです。その失敗については受け入れ、あれこれ思い煩わないようにするとともに、判断には自信を持っているように振舞っているそうです。

この不確実性との向き合い方に、クリントン時代の財務庁長官のロバート・ルービンを思い出しました。
ルービンは、「確実だと証明できることは何もない。このようなものの見方をすれば、当然の結果として、蓋然的な意思決定をするようになる。」と言っています。

不確実性のなかで決断を下すことが求められる立場で生き残った人の思考法は、似通っていく、あるいはそうでなければ生き残れない、ということかもしれません。
この記事で書かれていたオバマ大統領のやり方から学べることは多いと感じました。
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