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[読書記録] COURRiER Japon 2012年8月号


COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2012年 08月号 [雑誌]COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2012年 08月号 [雑誌]
(2012/06/25)
不明

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特集:こんなに不思議な「世界の宗教」
宗教についてはふだんあまり意識しないのですが、特集で取り上げられた例から、宗教も現代の生活や価値観に合わせて変化していることが感じられ、目新しく感じました。


■天国観について(P24~)

米国の歴史をみても、そこにはさまざまな天国観があり、それらは各時代の価値観をなんらかの形で反映している。

天国観だけでなく宗教そのものも、各時代の価値観と相互に影響を及ぼしあっているものだと思います。
そして、米国の若い世代では社会正義を促す天国観が広まっているとのこと。
一方で貧しい人々にとっては、天国が現実の苦しみに耐えるための希望である、というのは現在でも変わらないようです。

しかし、どちらにせよ、キリスト教がアメリカにおいてるある種のセーフティネットとしての役割を果たしている、という点では同じですね。
これは精神的な面だけでなく、教会がホームレスの人に食事や寝場所を提供していたりもするので。

■モルモン教(P34)
モルモン教が「蓄財の精神」を説き、ビジネスと相性がいいというのが面白い。
共和党のロムニー以外にも、「イノベーションのジレンマ」などの著者のクレイトン・クリステンセンもモルモン教徒だそうです。
また、ビジネスと親和性の高いのなら、もっと主流派になっていてもおかしくないような気もしますが。今後より広まっていくかもしれません。

■コピミズム伝導教会(P46)
こちらは情報のコピー&ペーストを崇拝するというスウェーデンの新興宗教。
反著作権と言えば、最近アノニマスが日本でクラッキングを行うという事件もあり、ホットな話題です。

焦点となるのは、製作者の権利とコピーによる公共利益のバランスをどうとるか、というデジタル情報のコピーと著作権の問題。
ITにとって避けて通れない問題で、オープンソース運動などのように、技術進歩を促す為によりフリーな方向に進むほうが有益だろうと私は考えます。
さらに、もともとハッカー精神は共有、反体制といった志向だった、ということもあるので。(参考記事:「サイバービア」)

■新DIY革命(P110~)
DIYでは日曜大工どころか、自宅で「個人工場」を持ち、さまざまなモノ(電子回路から合成生物学、核融合まで)を作れるようになった、という特集記事です。

DIYの電子機器キットの製造会社を起業した起業家の次の言葉が印象的です。

製品が考案されるこの場所で製造することで、より迅速に新製品を作り、テストし、完成することができる

まさにスモールスタート・クイックウィンそのもの。

インターネットによって個人でもメディアとして情報発信が可能になったように、製造業でもマスから個へ、という流れが生まれているのかもしれません。
(参考記事「キュレーションの時代」)

反面、インターネットによって情報リテラシーがより必要になったように、個人工場についてもモラルやリテラシーの問題は生じるとは思います。
しかし、それ以上に新しい価値を生み出しそうで、読んでいて楽しい記事でした。
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