RAVEN'S FLIGHT

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インターネット上のフィルタリングとdevil's advocate

イーライ・パリザー:危険なインターネット上の「フィルターに囲まれた世界」

インターネット企業が私たちの好みに合わせてサービス(ニュースや検索など)をカスタマイズしようと努めるにしたがい、思いもよらぬ害が出てきています。私たちは「フィルターに囲まれた世界」に閉じ込められ、自己の世界観に疑問を投げかけたり視野を広める情報に触れる機会を失っているのです。結果的に私たちのためにならず、民主主義にも悪影響を及ぼすことになるとイーライ・パリザーが強く訴えます。


今日のインターネットにおいて、アルゴリズムによるフィルタリングにより、ユーザの嗜好に合わせた情報のみが届けられるようになっていることと、その弊害を指摘するという内容の動画です。


このフィルタリングの例として、以下の二つが上げられていました。
・民主党寄りのイーライ氏のFACEBOOKページで、ある時から共和党寄りの人のリンクが削除されるようになった
・Googleで、「エジプト」を検索した結果が人によって全く違った

さらに現状では、「何がフィルタリングによって削除されたのかが分からない」という問題があることが指摘されています。

これに対してイーライ氏は、フィルタリングを行うアルゴリズムに対して、「生活や市民の義務が組み込まれているようにしっかり確認してもらいたい」ということを言っています。
かつて新聞において、情報フィルターとしての新聞の役割の重要性が認識されたときにジャーナリズムの倫理ができたように、インターネットにも同じことが必要だということです。

そして、「最良の編集は両面を見せるものです。ヘルシーな情報とデザート的情報も提供するわけです」と意見していて、これは私も賛成です。

なぜなら、人間には追認バイアスがあり、自分の都合の良いものを見たがる傾向があるからです。かつてユリウス・カエサルが、「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない」と言ったように。

そのため、むしろ必要なのはあえて反対意見に耳を傾けてみること、devil's advocateだと私は考えます。
「キュレーションの時代」(参考記事:[読書記録] キュレーションの時代)にあるように、他者の視点を持つことは、インターネットで得られる情報のタコツボ化を防ぎ、セレンディピティを生む機会を得られるものです。
インターネットにおける情報の多様性をどう確保し、そしてComfort Zoneを自ら抜け出す為にはどうすればいいのか、ということは常に意識していたいと思います。

また、フィルターの存在は、Wikileaksの事件と同じく、インターネット上におけるジャーナリズムの倫理について議論が必要であるということだと思いました。
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| 日記、雑感 | 23:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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