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ポートフォリオの比率ベースでの評価について考える

私の運用方針として、株式市場の暴落が起きたときには臨時でポートフォリオのチェックをすることにしています。
そういったわけで、8月からの暴落時にもポートフォリオをチェックしたのですが、暴落してからスポット買いをしているとはいえ、意外なほど資産の比率が前回(6月末)と変わっていなかったことに気づきました。

そこでモデルとして株式と現金のみのポートフォリオを①~③の3種類設定し、株式が下落したケースにおいて、評価額と資産比率がどう変化するかを試算してみました。
(下落の影響は株式のみで、現金は安全と仮定しています)

■各ポートフォリオのアセットアロケーション

評価額資産比率(%)
ポートフォリオ①株式:80、現金:20株式:80%、現金:20%
ポートフォリオ②株式:50、現金:50株式:50%、現金:50%
ポートフォリオ③株式:30、現金:7株式:30%、現金:70%



それでは、株式が下落したときにモデルポートフォリオがどうなるか見てみます。

【ケース1】株式が10%下落

評価額資産比率(%)
ポートフォリオ①株式:72 (-8)、現金:20株式:78%、現金:22%
ポートフォリオ②株式:45 (-5)、現金:50株式:47%、現金:53%
ポートフォリオ③株式:27 (-3)、現金:70株式:28%、現金:72%

【ケース2】株式が20%下落

評価額資産比率(%)
ポートフォリオ①株式:64 (-16)、現金:20株式:76%、現金:24%
ポートフォリオ②株式:40 (-10)、現金:50株式:44%、現金:56%
ポートフォリオ③株式:24 ( -6)、現金:70株式:26%、現金:74%

【ケース3】株式が30%下落

評価額資産比率(%)
ポートフォリオ①株式:56 (-24)、現金:20株式:73%、現金:27%
ポートフォリオ②株式:35 (-15)、現金:50株式:41%、現金:59%
ポートフォリオ③株式:21 ( -9)、現金:70株式:23%、現金:77%

以上より、今回のモデルケースにおいて、比率(%)での変動幅は、評価額ベースでの下落幅と比較して大分変動が小さく見えることが分かります。特に比率が偏っているほど変化は小さくなる、という結果になっています。

今回の結果から、ポートフォリオを比率で評価することは、変動幅が小さく見える為にボラティリティに過剰反応しないで済むこと、また、金額ではなくパーセントで見ることで、淡々と機械的に評価、対応できる、というメリットがあると言えます。
長期的視点からポートフォリオを評価でき、行動経済学的な意味で有用ですね。

ただ、リスクを多くとっているポートフォリオの場合、一見した以上に損失が出ているということにもなりかねない、とも言えます。
また、機械的に対応することは、前提としてアセットアロケーションが自分のリスク許容度に応じた無理の無いものであることが必要です。

このため、資産運用のリスク管理としてよく言われることですが、やはり金額ベースでの損失の許容幅を試算したうえで、その範囲に収まるようにアセットアロケーションを組むことが望ましいと思います。

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