RAVEN'S FLIGHT

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「Sunday LAB 第120回」(5/22)

5/22のSunday LABに参加しました。
今回は、バングラディッシュで「EKMATTRA(エクマットラ)」という、
ストリートチルドレンを支援する団体を設立し、活動を行っている渡辺 大樹さんの講演会です。

発展途上国には、先進国による支援活動が行われているものの様々な問題点も指摘されているのが現状です。
例えば寄付をしても腐敗や汚職によって本当に必要な人のところにはなかなか届かない、物資を送っても逆に地元の人の仕事を奪ってしまう場合もある、などです。

そんな中で実際に現地で活動している方々が、どのような活動をしたり、どんな想いで取り組んでいるのかについて話を聞いてみたいと思い参加しました。


エクマットラでは現在、青空教室とシェルターホーム、そして今後はアカデミーの設立と路上ビジネスを起こすことで支援活動を行っているとのことです。

ここで、エクマットラの活動では、バングラディッシュ国内で貧困層の子供達には機会を、富裕層の人にはその状況を知ってもらうことで、あくまで自助努力で問題を解決していくことを目指している、最終的にはストリートの子供達にスタッフになってもらってバトンタッチすることを目指す、という活動のスタンスが印象的でした。

特に、そのスタンスを象徴していると思ったのが、「印象に残っている子供は?」という質問への渡辺さんの答えです。

子供の物乞いに会った時には、お金を渡すのではなくキャンディーを売って、自分でお金を稼ぐやり方を教えているとのこと。後日会ったときに物乞いに戻ってしまっている子供が多数だが、それでも中には商売を続けている子供もいて、その姿がとても印象的だったとのこと。

援助について「魚を与えるのではなく、釣りの仕方を教える」といった言葉がありますが、これは、まさにその自立するための手助けというスタンスを象徴している答えだと思いました。

この他、異文化間でのコミュニケーションについて「考え方の違い、相手の文化を知ってそれを大事にする」、「ベンガル語を話せることで、バングラディッシュの富裕層にエクマットラの活動が本気であることが伝わった」といった発言もありました。
こういった考え方が、上から押し付けるやり方ではなく、あくまで自助努力を促すスタンスに繋がっているように思えました。

また、講演の最後に、経済発展の負の側面にも触れていて、「発展途上国の幸せは先進国のようになることだろうか? バングラディッシュならではの成長、発展について考えていきたい」、「最貧層をターゲットにしたBOPビジネス、が着目されているが、例えば美白剤の宣伝が、バングラディッシュの伝統的価値観を破壊してしまうという側面も持っているので、色々な切り口で見て欲しい」といった発言がありました。

これは本当に、考えさせられる内容だと思います。
市場経済と経済発展は、GDPと幸福度が強い相関を持つことからも基本的には肯定されるものであり、ある程度の物質的豊かさがあるからこそ精神的な豊かさが享受できると私は考えています。
しかし、その反面で文化や伝統的価値観を破壊するといった負の面があることもまた事実で、そのことは目を背けてはならない部分だとも思うのです。

この経済発展とその負の側面というテーマでは「幸せの経済学」という映画の紹介もあって、懇親会でも見た人が何人かいたこともあって、自分も見て考えたいと思いました。
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