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[読書記録] COURRiER Japon (2011年6月号)

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2011年 06月号 [雑誌]COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2011年 06月号 [雑誌]
(2011/04/25)
不明

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今月は原子力発電についての特集。
事故によってその危険性がクローズアップされた原発ですが、問題はそれだけではないわけです。特に環境面での問題については、環境保護論者の間でも原発について賛否両論があり、両者の議論を取り上げた記事は興味深いものでした。


まず、化石燃料を使用した火力発電では、公害とCO2排出の問題があり、特に温暖化についてはより重大な脅威だという指摘もありました。
また太陽光や水力などの再生可能なエネルギーは、発電量が気象条件に左右され不安定であること以外に、大量に発電しようとするとコストが跳ね上がることが指摘されています。
その為、原発のリスクと比較して考える必要があるわけです。

なお、温暖化による気象変動については、巻末の記事でジオエンジニアリング(地球工学)という解決策が紹介されていました。これが成功するかにも今後注目したいですね。

また、放射性廃棄物をどう処理するか、という問題も忘れてはならないものです。
イギリスの再処理工場の取材記事で、地中深くに放射性廃棄物を埋める地層処分について書かれていますが、10万年以上とも言われる時間にわたり完全に管理を行なう必要があるというのは、やはり怖いものがありました。

結局のところはどの発電方法も一長一短である為に、エネルギーのポートフォリオをどう構築し、どう管理するか、という問題に行き着くと思いました。
現実的に言えば、少なくとも当面は、原子力は主役ではなくとも一定の役割を担い続けるのは確かなことです。
その為、クリーンエネルギーの研究を進めると同時に、原子力についてもより安全な利用方法や管理についての研究を進めるべきだと思います。

なお今回、発電にかかるコストについて定量比較の記事がなかったのは残念です。コストについてはどう計算するか、という面でも意見が割れていて難しいとは思いますが、「"感情論"から離れて考える」のであれば、データは欠かせないので。

※天然ガスについて
アメリカでの「シェールガス革命」によって、低価格で供給でき、埋蔵量の心配もない状況となり、より有力なエネルギー資源となっています。
また、産出地域が米露を始めとして地域が分散されていて、原油のように中東の政情に供給が左右されかねない、といった供給面のリスクが小さい点も重要です。

参考
原発を不要にするシェールガス革命
(JBPress)

高すぎる原発の発電コスト、LNG火力で代替せよ
(JBPress)
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