RAVEN'S FLIGHT

投資と書評がメインのblogです。

2010年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年01月

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2010年に読んだ本を振り返って

今日で2010年も終わりなので、読んだ本を振り返ってみました。
今年は、経済・金融関連をメインに、グローバル経済を理解する為に各国の政治や
社会の情勢についての本も読むように。
その流れで、政治哲学についても関心が深まりました。
また、Courrier Japonを読み始めて、気に入ったので今は定期購読しています。
自然科学の分野では、マンデルブローのフラクタルの話をきっかけに、複雑系や
カオスについての本を読みました。

そのなかで、特に気に入った5冊がこちら。

■これからの「正義」の話をしよう/マイケル・サンデル
これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学
(2010/05/22)
マイケル・サンデル、Michael J. Sandel 他

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■マネーの進化史/ニーアル・ファーガソン
マネーの進化史マネーの進化史
(2009/12)
ニーアル ファーガソン

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■フリーフォール/ジョセフ・E・スティグリッツ
フリーフォール グローバル経済はどこまで落ちるのかフリーフォール グローバル経済はどこまで落ちるのか
(2010/02/19)
ジョセフ・E・スティグリッツ

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■歴史の方程式/マーク・ブキャナン
歴史の方程式―科学は大事件を予知できるか歴史の方程式―科学は大事件を予知できるか
(2003/11)
マーク ブキャナン

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■明日をどこまで計算できるか?/デイヴィッド・オレル
明日をどこまで計算できるか?――「予測する科学」の歴史と可能性明日をどこまで計算できるか?――「予測する科学」の歴史と可能性
(2010/01/22)
デイヴィッド・オレル

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それでは来年もいい本に巡り会えますように。
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| 日記、雑感 | 20:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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国内債券クラスの見直し

先日の個人向け国債(変動10年)の金利変更を受けて、国内債券クラス内の選択肢を
以下の4つに分けて、ざっと見直してみました。

(1)新窓販国債/個人向け国債
 直接、固定金利型の国債を購入する場合、無事に償還されれば原本が100%帰って
 くることと、信託報酬などのコストが不要な点がメリットです。
 ただし5年や10年などの償還期間が違うものを組み合わせてポートフォリオを
 組む必要があります。

(2)投資信託
 単品の購入で済み(債券のポートフォリオ構築が不要)、償還時に再投資先を
 考える必要が無いことから、運用に手間がかからないメリットがあります。
 また、必要なときに必要なだけ現金に戻せる流動性があることもメリットです。
 
 日本の現状の低金利の状況では、信託報酬などの各種費用が引かれた後の
 実質利回りを考えると、できる限り低コストのファンドを購入したいところ。
 というわけで、低コストのインデックスファンドはこのクラスでも有用です。
 また、金利上昇などにより基準価格が低下し、損失が発生する可能性には注意。

(3)定期貯金
 厳密に言えば債券ではないのですが、2,3年の短期国債と同等の金利がつくので、
 とりあえず様子見で資金を置いておきたい場合には有用だと思います。
 キャンペーンなどで金利のいい時を逃さず利用したいですね。

(4)社債
 最近、このクラスの中では高い利回りがあるので注目されています。
 とはいえ利回りが高い分だけ高リスクなので、個別企業の株式を購入するときと
 同じように、発行体の格付けや財務状況などを調査し、リスク/リターンの比率を
 考慮する必要があると言えます。

私個人としては、日本国内債券のインデックスファンドと定期貯金の組み合わせ
にしようと考えています。
ある意味、インデックス投資家らしい結論ですが、ポートフォリオの株式の割合が
高いので、債券ではなるべくリスクを避けたいという事情もあってこうなりました。

| 投資関連の話題 | 23:31 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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個人向け国債(変動10年)の金利変更に思う

個人国債、金利高めに 「10年物」民間預金上回る
(日本経済新聞 電子版)

財務省は22日、個人向け国債の商品性を見直す方針を決めた。10年物(変動金利型)の金利について、現在の「基準金利マイナス0.8%」から「基準金利×0.66%」に変更。


今回の変更は、発行者にとって金利が大幅に上昇する場合に有利な条件となります。
つまり財務省は、日本の長期金利に対して、長期的にはこれまでのような1%台の
低金利は続かずそれなりの上昇を見込んでいる、と推測できます。
(もちろん、財務省の予測が的中するとは限らないわけですが。)

・参考
個人向け国債の商品性見直しは財務省の巧みな戦略
(梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー)
※水瀬さんのblogの解説記事です。分かりやすかったので参考にさせて頂きました。



私としては、この変更は個人投資家を含む一般の人にとって、改悪だとしか思えません。

これまでの「個人向け国債 変動金利10年」は「基準金利マイナス0.8%」という金利から、
インフレ連動型債券とほぼ同じような性格を持ち、物価連動国債を購入できない個人に
とって、その代用として便利な金融商品だったと言えると思います。
(0.8%をインフレのリスクヘッジのコストとして受け入れられるなら、無リスク資産に
 最も近い国債という見方もできると思います。)

しかし、今回の変更により、固定金利の国債ほどでは無いにしても、大幅な金利上昇に
対して不利な商品になってしまったわけです。
債券を購入する以上、インフレのリスクは自明であり自己責任、と言ってしまえば
それまでですが、一般の人に対して国が販売する金融商品が果たしてこれでいいのか?
という点に対して疑問を禁じえません。

個人向け国債もあくまで金融商品のひとつであるために、金融商品の販売者と
購入者の利益相反の問題があるということを改めて考えさせられました。

| 投資関連の話題 | 19:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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今週のニュース:金利上昇と債券安

金利の上昇が吉報である理由
(JBPress)

11月から12月にかけてアメリカやイギリス、ドイツで起きた金利上昇についての
分析記事です。


金利の水準はまだかなり低い。足元で金利が上昇しているのは、実質金利の急上昇によるものであり、これは経済成長の見通しの改善を反映していると見てほぼ間違いない。

マッキンゼー・グローバル・インスティテュート(MGI)は、資本コストをテーマとした示唆に富むリポートの中で、世界金融危機以前の世界に戻ることはもうないと論じている*1。むしろ、世界の資金需要に占める新興国の投資プログラムの割合が高まっていくことから、世界の実質金利は今後、長期的な上昇基調をたどる可能性があるという。


実際にここ最近の先進国の株式と債券のインデックスの動きも株高/債券安に
なっていることが確認できます。
記事の分析の通り、景気回復を意味する実質金利上昇によるものであれば、
ようやくの明るい兆しであり、歓迎すべき状態ですね。

英仏独など、EU長期予算の拡大凍結求める書簡公表へ=英首相
(ロイター)

EU予算緊縮化は、ポーランドなど中・東欧諸国に対しEUが拠出している支援の削減につながる可能性がある。ポーランドのトゥスク首相は、ポーランドはEU予算緊縮化には反対するとしている。


財政状態の悪い国にとっては、金利負担の増加によるさらなる財政悪化の
リスクも考えられる状況でもあるので、景気回復の流れに乗れるかどうかが
大きな分かれ目になりそうに思います。先進国債券には逆風の時期ですね。

| 経済、投資関連ニュース | 00:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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今週のニュース:中国とEU

中国のCPI上昇率、12月は鈍化へ=国家発展改革委
(ロイター)

中国人民銀は近く準備率再引き上げ、市場操作機能せず
(ロイター)

中国の消費者物価指数は前年比で約5%の上昇率のインフレ状態で、
記事の中では追加の利上げの可能性も指摘されています。
デフレが続き金融緩和が行なわれている日本や欧米とは、対照的な状況です。

技術的優位を得るために「近道」する中国
(JBPress)

世界第2位になった中国、次は・・・
(JBPress)

その他の中国の記事。
世界の工場から経済先進国への発展を目指す中国は、経済成長を重視する点、
為替が過小評価されているとみなされている点で、かつての日本との類似がみられるとのこと。
その一方で、台頭とともに外交面でも世界に対して強い影響力を及ぼすであろうことが
日本との違いだと指摘されています。

手に負えなくなる危機 ユーロ圏を救う意志はあるのか?
(JBPress)

EU首脳会合、恒久的な危機対応メカニズムで合意の見込み
(ロイター)

一部では欧州共同債券の発行や、欧州中央銀行(ECB)による債券買い入れ規模拡大などの構想も出ているが、ドイツと他の国々との間では、これらの措置をめぐり大きな温度差がある。


ギリシャ危機以降、財政面で危機の続くユーロ圏。
ソブリン債のデフォルトは避けられない、という見方もされています。

シティグループ世界国債インデックス(先進国債券の指標)では、通貨別組入比率のうち
約40%はユーロなので注意が必要です。
比較的安全とされる債券ですが、リスクがゼロではないということを考えさせられます。

| 経済、投資関連ニュース | 18:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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